アメリカの牛肉産業を壊滅させ、野生動物を絶滅させ、さらにはペットまでも死滅させる可能性のある病原菌からアメリカを守るためのアメリカ政府の計画があります


その恐怖の害虫は、ラセンウジバエの肉食性の幼虫です。長年にわたりハエはパナマ国内に留まっていましたが、昨年末にメキシコ南部でこの害虫が出現しました。メスのハエはあらゆる温血動物の傷口に卵を産みつけることが可能であり、人間もこれに含まれます。


アメリカの計画は、この害虫を根絶するために940億匹以上の不妊バエを飼育する工場を建設することです。野生のメスが不妊のオスと交尾せざるを得ないほど、その数を増やす必要があるのです。計画では、ハエでハエを絶滅させようということです。
いまあるパナマのハエ工場は週最大1億1,700万匹のハエを飼育できますが、アメリカ農務省は少なくとも週4億匹のハエを飼育できる能力を求めています。テキサス州の施設に850万ドル、メキシコ南部にある不妊ミバエ飼育施設をラセンウジバエ飼育施設に改修するために2,100万ドルを投資する計画です

