アメリカのジョンズ・ホプキンス大学Johns Hopkins Universityは、チンパンジー・類人猿は人間特有のものと考えられている「ごっこ遊び」ができるのか?を研究しています。

人間は、2歳になると、ほとんどの子供はごっこ遊びの仕方を知っています。寝室をお城に見立て、空想のお茶会を開いたりできるのです
何もないところから何かを生み出す能力は、人間特有のもののように思えるかもしれません。それは、新しい種類の芸術や音楽などを生み出す創造性の基盤です。
野生のメスのチンパンジーが棒切れを赤ちゃんのように持っているという報告や、飼育下のチンパンジーが本物のブロックで遊んだ後に、想像上のブロックを地面に引きずっているという報告を耳にしていたのです。
研究は、ヒトに最も近いサルと言われるボノボで行われました。
研究室育ちのボノボは、記号を組み合わせて新しい意味を作り出し、簡単な石器の作り方を学びました。それで、ボノボが「ごっこ遊び」をする能力、つまり、何かが現実ではないことを知りながら、あたかも現実であるかのように振る舞う能力を持っているのではないかと考えたのです
実験は、2ケの空のコップのうち



、1ケにジュースを注ぐふりをして、どちらにジュースが入っているかとたずねる実験では、68%の確率で、まだ想像上のジュースが入っているカップを指差しました
ボノボが本物と偽物のジュースを混同していないことを確認するため、実際のジュースを使ったテストも行いました。ボノボは偽物ではなく本物のジュースをほぼ80%の確率で選びました。「これは、ボノボが本物のジュースと偽物のジュースを本当に区別できることを示しています」といいます

しかし、想像力は抽象的なので、類人猿の頭の中で何が起こっているのかを知るのは難しいのです。類人猿は単に研究者の真似をしているだけかもしれないし、想像上の物体を現実のものと勘違いしているだけかもしれません。







































