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スイス 菌類でできた建築素材は食べることもできます

オーストラリア・テック情報newatlas5/16

スイス連邦材料科学技術研究所は、真菌菌糸体の特性を活用する全く新しい方法建築素材を開発しました


生きた細胞を組み込んだ新素材は生分解性があり、廃棄物の分解にも役立ちます。ちなみに、もし興味があれば、食べることもできます。

研究者たちは、通常は枯れ木に生育するスプリットギルマッシュルームthe split-gill mushroomの特定の菌株を選び開発しました

研究チームは、これらの特徴を利用して、食品や化粧品を保存したり、食感を改善したりするために使用できる安定した食用エマルジョンを作り出すことに成功しました

また、自然環境に埋め込んでも安全な生分解性水分センサーや3Dプリント真菌バイオバッテリーの製造にも使用できる可能性があります。

菌糸体は生分解性であるため、生ゴミ用の生きたプラスチック袋の製造に利用できる可能性があります。「堆肥化可能なプラスチック袋の代わりに、有機廃棄物を自ら堆肥化する袋を作ることも可能です」

この薄い菌糸膜はほぼ透明で、引張強度に優れており、生きたバイオプラスチックとして使用できる可能性があるのです