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ニュージーランドの非公式フルーツはフェイジョアfeijoaです

アメリカAP通信5/14

ニュージーランドの非公式な国民的果物は、原産地がニュージーランドではなく、南米産です。

ニュージーランドだけに生息しているわけでもありません。そして、意外かもしれませんが、それはキウイではありません。フェイジョアfeijoaです。


パイナップルグアバとして知られるこの果実は、香りの良い緑色の楕円形で、味は賛否両論あります。カリフォルニアやキャンベラでも購入できまます。しかし、ニュージーランド人ほど熱狂的にフェイジョアを愛用している国は他にありません。

ニュージーランドは、果物輸出が盛んですがフェイジョア(発音はフィージョア)の保存期間の短さから、リンゴやキウイのように世界的ブランドに育て上げることはできなかったのです。


毎年数週間という短い期間、フェイジョアが熟す時期になると、ニュージーランドフェイジョア一色になります。

フェイジョアという名前は海外ではまだ知られていないため、今のところはニュージーランドの秋の風物詩となっています。

フェイジョアは商業化されていないというか、お店で買うなんて考えられないんです、そこらじゅうに生るのです。あまりの量にお金を払ったことがない人も多いくらいです。

ニュージーランドに初めて伝わったのかは、いまだ謎に包まれているとエバンズ氏は言う。しかし、フェイジョアニュージーランドに伝わったのは100年以上前で、おそらくカリフォルニアからオーストラリアを経由して来たものといわれています。

ニュージーランドでは「キウイはニュージーランドにとって利益の多い輸出品で、私たちの絆を深めます。でも、フェイジョアほどは好きじゃないんです」といいます