中国の広州医科大学と済南大学の研究者では、水を沸騰させると飲料水中のマイクロプラスチックの濃度が下がる可能性があることがわかりました


マイクロプラスチックは、私たちが摂取する食べ物や飲み物、呼吸する空気を通じて体内に入り込み、臓器や組織の奥深くで発見されています
しかし、簡単な方法で、潜在的に有害なナノ粒子を人間が摂取するのを防ぐことができるというのです
研究では、認知症患者の脳内のマイクロプラスチックの濃度が高いことが示されました。


ナノプラスチックの濃度を軟水では25%でしたが、ミネラルを多く含む超硬水では90%まで低減することができたといいます。
「沸騰させた水を飲むことは、中国、ベトナム、インドネシアなどの一部のアジア諸国では古くからの伝統である」と研究チームは付け加えています。
広州医科大学と済南大学の研究者らは、マイクロプラスチックを含む水垢を除去するために、プラスチック製ではないケトルとステンレス製のフィルターの使用を勧めています。

