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オランダ 首都アムステルダムの最初の住民が復元されました

オランダ新聞dutchnews

今はオランダの首都であるアムステルダムで定住がはじまったのは1170年ごろといわれています。日本では平安時代末期で源平の時代です。

アムステルダムは常に世界の中心だったわけではない」とオランダの考古学者はいいます


オランダは1170年の大洪水・聖人の大洪水によってロッテルダムが居住不能となり、アムステルダムへの居住がはじまったといわれています

今回復元されたアムステルダムの最初の住民は、1963年、アムステルダムの旧教会の下を発掘していた際、木の幹をくり抜いて作られた棺から発見された、男性の白骨遺体です


男性の骨を調査したところ、死亡時年齢は20代前半だったことが判明しました。身長は約172センチで、街が海に近いにもかかわらず肉食だったようです。この男性は、頭を西に、足を東に向けた状態で、くり抜いた木の幹に埋葬されていました。「これは中世では一般的なやり方でした。こうすることで、死者はキリストの復活を見ることができたのです。」


この男性の身元については何も知られていませんが、展示会が終われば来場者によって名前が選ばれることになる。研究者は当時一般的だった5つの名前を選んだが、その名前はAdam、Alewijn、Nico、Otto、Pier.のいずれかになる予定だそうです