早稲田大学の大河内博教授らの研究グループは、海の生態系への影響が懸念される「マイクロプラスチック」が、雲の中にも存在することを野外観測で初めて確かめました。
雲の中に9種類のポリマーと1種類のゴムが浮遊していることを発見しましたが、これは気候にとって憂慮すべき兆候です。
雨が降ると、降り注ぐのは…マイクロプラスチックということです。
大気中のゴミを記録したのはこの新しい報告書が初めてではありません。アメリカでは2019年、雨とともに地球に戻ってきたと思われる虹色のプラスチック片が、ロッキーマウンテン国立公園の頂上を含むコロラド州のさまざまな場所で確認されています。
米国地質調査所の研究者らは、「プラスチックの雨が降っている」という適切なタイトルの研究で、採取された水の 90% に含まれるプラスチックを数えました。
研究者たちはこう警告します「雨の中、雪の中にプラスチックは存在し。それは今では私たちにとって、当たり前の環境になっています。」