トルティーヤはメキシコの定番の食べ物です。
しかし、トルティーヤはメキシコの貧困地域では贅沢品でもあるのです。
トルティーヤは、トウモロコシなど材料の関係で鮮度が重視されています
メキシコ国立自治大学（UNAM）は、トルティーヤに栄養を与え、冷蔵庫なしで数週間保存する微生物を研究しています。
発酵原料のおかげで、研究室で開発されたトルティーヤには人工保存料は必要ないといいます
開発した小麦粉バージョンには、ヨーグルトやその他の発酵食品に含まれる生きた微生物であるプロバイオティクスが含まれています。栄養価が高いだけでなく、発酵させた材料を使用しているため、トルティーヤは冷蔵せずに最長1か月間保存でき、自家製のものよりはるかに長持ちするといいます
公式統計によると、メキシコでは5歳未満の子供の約14％が慢性的な栄養失調に苦しんでいます。先住民コミュニティでは、その数字は約 27 ％になります。
先住民の人口が多く貧困に苦しむチアパス州では、住民の3分の2以下しか冷蔵庫を持っておらず、これはメキシコ32州の中で最も低い数字です。
公式推計によると、チアパス州の平均最高気温は2014年から2024年の間に30.1度から32度に上昇しています。
研究された冷蔵庫なしで保存できるトルティーヤは販売メーカを探しています
