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アメリカのタマゴ不足対策にヨーロッパは躊躇しています

アメリカAP通信3/29

アメリカは鳥インフルエンザの影響による大幅なタマゴ不足の中で外国産卵の輸入を急いでいます。しかしそれは、うまくいってません。

2月、アメリカの食用卵の生産量は2024年2月より7億2000万個少なく、約10%減少しました。店頭価格も上昇しています。


アメリカ農務省が接触したヨーロッパの国ではドイツ、イタリア、ポーランドスウェーデンデンマーク、スペイン、オーストリアなどがあります。

アメリカ向け輸出の障害になっているのは、トランプ関税もありますが、ヨーロッパとアメリカのタマゴ管理方法が異なっていることと、世界的イベントであるイースター需要があります

ヨーロッパでは、食用卵は「洗ったり、きれいにしたりしてはならない」と定められており、消費者が羽や鶏の糞がまだ付着した卵を購入するのが一般的です。


アメリカの食品安全規制では、新鮮な卵は消費者に届く前に消毒し冷蔵保存することが義務付けられているのです。

4月のイースターには、世界中でタマゴの絵をかくため、タマゴ需要が高まるのです

さらに、ヨーロッパでは国内需要をもとにして輸出用の過剰な生産を行っていますということもあります