ロシアは、ウクライナの水中ドローン対して、戦闘用イルカで対応しようとしています
戦闘用イルカの基地は、以前はセヴァストポリの港の入り口に設置されていましたが、西側の衛星写真では、ノヴォツェルネ(ウクライナ特殊部隊がクリミア半島に侵攻し上陸した 場所の近く)にイルカの囲いが移動されたことが確認されています
この動きは、ウクライナのミサイルと無人機攻撃のさなか、プーチン大統領が黒海艦隊の本拠地であるセヴァストポリからノヴォロシースクへの軍艦の大部分の移転を余儀なくされている中で行われました
ロシアの戦闘用イルカは、港に侵入する敵のダイバーに対抗したり、偵察に使用したりするために訓練されています
ロシアの戦闘用イルカは、侵入者に警告するか、水中銃で致命的な攻撃を与えるように教えられています
ロシア軍のイルカ訓練プログラムは長い間セヴァストポリに拠点を置いていましたが、その起源は1970年代の冷戦時代に遡り、ソビエト連邦が機雷の探索や外国船の偵察にイルカを利用していました。
ロシアにはイルカだけでなく、クジラも「スパイ」用に訓練しているといわれています