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アメリカ国防高等研究計画局・DARPAはワイヤレス電力送信距離の新記録をだしました 

オーストラリア・テック情報newatlas

レーザー光線が電力線に取って代わる未来を見据えて、DAPRA の持続光無線エネルギーリレー (POWER) プログラムは、より長い距離を無線でより多くの電力を伝送する新たな記録を樹立しました。


アメリカ・ニューメキシコ州で最近行われたテストで新記録が樹立されました。これまでの実験では、レーザーを用いて230ワットの光を1.7km(1マイル)の距離に25秒間照射し、さらにそれより低い出力(非公開)で最長3.7km(2.3マイル)まで照射することに成功していました。今回、DARPAはこれを800ワットまで引き上げ、8.6km(5.3マイル)の距離に30秒間照射することに成功したのです。


今回の試験では、送信機と受信機は両方とも地上に設置されました。しかし、最終的な目標は、これらを高高度を飛行するドローンに搭載し、必要な場所に電力を送る中継器として利用することです。

戦場がどれだけ複雑化高度化しても、電力がないと実行できないのです