アメリカ・ビジネス情報businessinsider10//28
アメリカの有力紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、イーロン・マスク氏とプーチン大統領が2022年から秘密の通話を行っていたと報じました。
マスク氏とプーチン大統領が2022年以来定期的に電話会談し、「個人的な話題、ビジネス、地政学的な緊張」について話し合ってきたと報じたところ、ワシントンの複数の当局者が1日も経たないうちに調査を要求し始めました。
これに対してマスク氏の投稿は、ウォールストリート・ジャーナルの報道を「無名の情報源からの全く根拠のない主張」に基づく「信じられないほど誤解を招く記事」という内容でした
報道では、イーロン・マスク氏とプーチン大統領はウクライナが使用しているインターネットシステムのスペースXについて話したといわれています
報道では、プーチン大統領は中国の習近平主席の意向として「台湾上空でのスターリンク衛星インターネットサービスの運用を控えるよう要請した」と報じました
スペースXは、2021年に、スパイ衛星を管理する国家偵察局(NRO)と提携して衛星ネットワークを構築する18億ドルの機密契約を獲得した。スペースXは、国防総省とNASAにロケットやその他の機器を提供しているのです。
マスク氏は、スペースXを通じて連邦政府と協力したことにより機密情報へのアクセスを許可するセキュリティクリアランスを保持しているのです。
NASAはマスク氏とプーチン大統領の電話会談が事実であれば、特にNASAと国防総省にとって「懸念される」と発言しました
ロシアの報道官ドミトリー・ペスコフ氏はウォールストリート・ジャーナルの報道を否定し、プーチン大統領はマスク氏と一度だけ電話で会話をしており、その中で宇宙や将来の技術について話し合っただけだと語りました。