今日の海外新聞

テック系、考古学系、市民活動系

イラク メソポタミアの大河チグリス川の汚染が深刻化しています

フランス公共放送ラジオフランスrfi8/29

イラクは気候変動に直面して最も脆弱な国の一つであり、砂漠化が進行し、水資源が失われつつあります


何百万ものイラク人の生命の源であるチグリス川は深刻な汚染を受けています。クルド人自治区クルディスタンでは、85万人の住民が、チグリス川の支流タンジャロ川にある地域第2の都市スレイマニエからの廃棄物をほぼ直接飲んでいます。


問題は、上流にあるトルコとイランのダムと、特に農業向けの資源の過剰使用だ。国の北から南まで、石油、医薬品、廃水が水を汚染しています。国連は、イラクでは 2025 年までに水の 20% が失われ、汚染に伴う健康リスクが大幅に増加すると推定しています。これらの予測と汚染者に対して講じられた法的​​措置にもかかわらず、民間企業も公的企業も耳を貸さない状況が続いています

イラククルディスタンスレイマニエの南には、チグリス川の支流が埋め立て地を通過しており、肉用に育てられた羊の群れの牧草地としても機能している。