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ドイツ 世界初のデジタル・バスケットボールコート

オーストラリア・テック情報newatlas8/23

ドイツのプロバスケットボールチーム、FCバイエルン・バスケットボール・クラブは、本拠地であるミュンヘンBMWパーク・アリーナのバスケットボールコートをデジタルにすると発表しました


このデジタル・バスケットボールコートは、安全ガラスの表面の下に設置され、その下にある二重スプリングのアルミニウム基礎構造によって支えられた数百万個の LED が組み込まれています。従来のバスケットボールの床のマーキング、アニメーション広告、ゲーム データ (クォーターやスコアなど)、派手な選手紹介など、好きなものを表示できます。


このシステムは、AI 強化の練習セッションでも利用でき、選手のリアルタイムの最適なフロア位置、現在のボールパスの選択肢、さらには現在の走行速度などの情報を表示します。

デジタル・バスケットボールコートは、滑って転倒したり、ガラスが割れたりしそうなイメージがあるかもしれませんが、床の設計者によると、ガラスは堅木張りの床の約 2.5 倍の弾力性があり、さらに表面にセラミックのドットが並んでいるため、堅木張りの床よりも滑りにくく(摩擦熱傷を起こしにくい)とのことです


デジタル・バスケットボールコートは
70 年間はもつはずで、LED は少なくとも 100,000 時間の稼働時間に耐えます。また、木製の床と違って表面を張り直す必要もありません。

紹介動画はこちらです