トランプは5月20日、自分が運営するSNS・Truth Social accountで2024年の再選公約として「アメリカの次なる目標は帝国の樹立だ」と動画を発表しました
SNS・Truth Social account上にはヘイトスピーチや陰謀論などの有害なコンテンツが蔓延しており、数百万人のユーザーを獲得しています
トランプ氏は政敵を「害虫」と呼び、移民は「アメリカの血を毒している」と発言しています
トランプ氏が権威主義やファシズムに傾倒していることはよく知られている。2017年にバージニア州シャーロッツビルで行われたネオナチのデモ参加者を称賛し、白人至上主義者のニック・フェンテス氏と会食し、もちろん1月6日のホワイトハウス襲撃暴動を扇動しました。
専門家はこの発言の内容は「1871年に小さな国々を単一の帝国に統合した近代汎ドイツ国家からナチスの形成に言及している」といいます
この発言の問題は、トランプ氏をはるかに超える現在の共和党のより大きな問題を浮き彫りにしています。共和党の若いスタッフの世代は、末期的な白人至上主義に傾き、彼らは次期共和党政権のスタッフとなるのでしょう。
現在アメリカの極右は共和党の政治連合の重要な部分を占めています。共和党スタッフが白人至上主義者やネオナチとつながりを持つことは今や当たり前のことのようです。
トランプは当選すれば、独裁者として統治し「共産主義者、マルクス主義者、ファシスト、極左の凶悪犯を根絶する」と約束しています