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アメリカ ロシアのナワリヌイ氏の死に対してトランプ元大統領は沈黙しています

ドイツ新聞tagesspiegel2/18

アメリカ共和党の大統領候補選挙戦で、いつもはおしゃべりのトランプ候補ですが、なぜかロシアのナワリヌイ氏の死については沈黙しています

これまでのところ、ドナルド・トランプ元大統領はアレクセイ・ナワリヌイ氏の死について何も語っていません。共和党大統領候補指名争いのライバル・ヘイリー候補は、これについて彼を厳しく批判しています。

「トランプ元大統領はプーチンの側にいて、プーチンが政敵の一人を殺害したことをクールだと考えているか、それともそれがそれほど重要ではないと考えているかのどちらかです」

ジョー・バイデン米国大統領を含む著名な西側政治家は、ナワリヌイ氏の死について、ロシア指導部とプーチン大統領を非難しています

一方、トランプ前大統領は金曜日以降、数回の公の場でナワリヌイ氏の死について一言も発言していません。コメントを求められたトランプ陣営は、トランプ前大統領が立ち上げたオンラインサービス「トゥルース・ソーシャル」への投稿では、「米国はもはや尊敬されていない。なぜなら、弱くて世界が何を考えているかを理解していない無能な大統領がいるからだ」と述べています。ナワリヌイ氏については言及されておらず、ロシアやプーチン氏についても言及されていません

1週間前、トランプ元大統領は選挙活動で「ロシアが望むことは何でもするよう奨励する」と発言し、この声明は国際的な怒りを引き起こしました。