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イギリス Co2レベルが高いほどコロナなどウィルスの生存期間が長くなります

オーストラリア・テック情報newatlas4/28

イギリスのブリストル大学の研究では、空気感染するコロナなど呼吸器ウイルスが閉鎖空間、つまりCo2・二酸化炭素でどのように、またなぜ長く残留するのかという疑問に対する答えを提供しました。


二酸化炭素は、浮遊ウイルスを空気中に長く滞在させ、ウイルスが拡散する可能性を決定する鍵となります。窓を開けることは、呼吸器系ウイルスの蔓延を防ぐための、当初予想されていたよりも科学的な方法である可能性があります。


室内にいる人の数は CO2 濃度に影響します。CO2 濃度がウイルス感染リスクの代理指標として使用されることは理にかなっています。換気の悪い人が住んでいる空間では、CO2 濃度は 2,000 ppm を超え、より混雑した環境では 5,000 ppm を超える可能性があります(普段の屋外空気には約 400 ppm の CO2 が含まれています)。


唾液や肺液にはアルカリ性の重炭酸塩が高レベルで含まれています。呼気中に排出される液滴の pH は、空気感染ウイルスの感染力を左右すると考えられています

研究では、大気中の二酸化炭素削減が世界的に注目されており、気候科学者らは今後数十年で大気中の二酸化炭素が550ppm以上に上昇すると予測されています

環境の変化が将来のパンデミックの可能性を悪化させることが懸念されます