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世界は水力発電をグリーンエネルギーとして期待していません

アメリカ経済情報IBT12/6

世界はCOP28で気候変動対策で太陽光発電、洋上風力発電、水素燃料、さらには核融合を含むグリーンおよび再生可能エネルギー技術を話し合いました

しかし、COP28ではすでになされた再生可能能力の構築と排出量削減に関する数多くの約束の中に、政府や民間企業を代表して水力発電の世界的な利用面積を増やすという実質的な約束が特に欠けていました

水力発電は現在、再生可能資源による世界の一次エネルギー消費の最大のシェアを占めています。ブラジル、エチオピアノルウェーコンゴ民主共和国などの主要経済国の一次エネルギー消費の60%以上を占めています。

COP28で水力発電が重視されなかったのは、科学専門家の間で水力発電二酸化炭素排出量に関する議論が続いていることを反映しているようです

水力発電は、 再生可能だがあまり環境に優しいとは言えません

ダムの建設には広大な土地を洪水する必要があり、その過程で有機物(在来の植物や動物)が必然的に新しく形成された貯水池の底に閉じ込められ、分解が始まり、大量のメタンが生成され、発電タービンを通って流れる際に大気中に放出されます。

その数値は 2060 年までに少なくとも 8% に増加すると予想されています。

研究では、化石燃料源を既存の再生可能水力発電能力に置き換えることによる排出削減効果の4.8倍の年間排出量を排出することになります

水力発電は世界最古の再生可能エネルギーで、燃焼せずに発電します。

スタンフォード大学の研究では、既存の水力発電インフラ容量を最大化した場合、アメリカには年間 130 万台の乗用車に相当する二酸化炭素排出量を除去できる能力があることが判明しました

しかし各国は議論されている水力以外の再生可能エネルギー技術への投資効果を優先するようです