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イタリアは観光ブームですが深刻な3つの問題を抱えています

ドイツ新聞morgenpost4/6

イタリアのフィレンツェベネチアは今、観光ブームを迎えています。世界中から観光客が集まります。

バーやレストランは満員で、ホテルや休暇用のアパートはイースター休暇中に満室です。コロナ時代の惨めさは忘れられています。

しかし、他のイタリアの人気の都市と同様に、フィレンツェは新たな問題を抱えています。

1つ目は、イタリアは、明らかに人手不足です。とりわけ、訓練を受けた料理人、受付係、またはウェイターが不足しており、さらに多くの従業員が忙しさを理由に退職することが予想されるので、レストランはメニューを減らしたり、授業員のより多くの休日を導入しています。ホテルは特定のサービスを提供しなくなりました。

イタリア政府は対策として、週末の仕事に対するインセンティブを計画しています。特に観光はこの恩恵を受けるはずです。観光業では土曜や日曜に働く若者は疲れており、生活の質と自由な時間をより重視しています。私たちは、祝日に働く人々がより多くの収入を得られるようにインセンティブを検討しています。

2つ目は、イタリアに重くのしかかっているのは人口減少です。2018 年から 2021 年の間に、生産年齢人口(15 歳から 64 歳)は大幅に減少し、63 万 6,000 人が減少し、そのうち 26 万 2,000 人が 35 歳未満でした。

3つ目は、2019年に導入されたベーシックインカム・最低所得制度のために、過度な労働を避ける傾向です。忙しく働くてもよくなった若者が増えているといわれています

政府は、合法的な移民政策を計画しています