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アメリカ ニューヨークの裁判所はAIアバターによる訴訟を拒否しました

アメリカAP通信

3月26日ニューヨーク控訴裁判所に雇用紛争の原告から訴訟ビデオが提出されました

ビデオには、整った髪型でボタンダウンのシャツとセーターを着た、笑顔の若々しい男性が登場して「本日は、5人の著名な判事からなる陪審団の前に、謹んで私選弁論に臨みます」と語りかけました


裁判官たちは原告に「この人があなたの弁護士ですか?」と尋ねました

すると原告は「あれは私がAIで作ったものです。実在の人物ではありません」と答えたのです。

裁判官たちは不快に思い、ビデオを止めるように叫びました。

原告は後に裁判所に謝罪文を書くはめになりました。

アメリカでは、訴訟では弁護士が代理人を務めなかった場合、自ら法的主張を述べなければならないため、原告は言い淀みを防ぐためにAIアバターを考えたといいます。