アフリカのジンバブエでは、電動三輪車を使った女性たちが経済的自立を実現しています


ジンバブエのスタートアップ・モビリティ・フォー・アフリカが2019年から開始した活動は、女性にHamba(行く)と呼ばれる太陽光で充電するリチウムイオン電池で動く電動三輪車を女性にリース購入させ、購入した女性たちは様々に活用して、自身に経済的自立を実現し家庭の稼ぎ手となっています。


経済的自立は、併せて女性たちの社会的地位向上も促しています
モビリティ・フォー・アフリカは、ジンバブエ全土で300人の女性がこのプログラムに参加しており、受益者の70%を女性にすることを目標としています
ジンバブエでは、三輪車を日常の雑用に使っている女性を含め、多くの女性の生活が劇的に変化しました。薪や水の入ったバケツ、重い農作物を長距離運ぶ時代は終わりつつあります。収入面でも、夫に頼っていた時代が変化しつつあります。女性が運転する三輪車は最大450キログラムの荷物を積載でき、最高時速60キロで走行できます。三輪車は乗客、病院へ向かう患者、レンガ、食料品、薪などの建築資材を運ぶ人々を運んでいるのです。

イギリス外務省は女性に120台の電動三輪車を配布し、持続可能性と経済的自立を促進支援しています。
アフリカでは多くのモビリティ・スタートアップが生まれています
