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ブラジル トランスジェンダー殺害被害者数世界最大のブラジルでは政治に参加するトランスジェンダーが増えています

アメリカAP通信10/4

ブラジルの選挙管理委員会によると、市議会議員と約1,000人のトランスジェンダー政治家が、ブラジルの26州すべてで立候補しています。立候補者の数は、トランスジェンダーの権利団体アントラが調査した4年前の前回地方選挙以来3倍になっています


トランスジェンダー・ヨーロッパ(データを追跡している世界的な非営利団体のネットワーク)によると、昨年ブラジルで殺害されたトランスジェンダーの人々は100人で、他のどの国よりも多かったのです。


極右の元大統領ジャイル・ボルソナロ氏の支持者達は、トランスジェンダーを否定的で凶悪なトランスフォビアを主張し、特にトランスジェンダーの人々が政治職に就くことに反対し、彼らを追い出そうとする脅迫行為、暗殺未遂を繰り返しています


しかし、リオ市議会議員に立候補しているトランスジェンダーは、脅迫の中でも政治に積極的に関わることには喜びの要素があるといいます「私にとって、それは誇りです。潜在的で力強い誇りです。私の心の中で、そして私の体と声は集団の闘いの反映であり、力強いものだと信じるすべての人の心の中で、ますます大きくなります」「黒人のトランスジェンダー女性が動くと、社会全体が動きます。」