ジョン・F・ケネディ大統領は、1961年1月25日のこの日に史上初の生テレビ大統領記者会見を主催し、ホワイトハウスコミュニケーションの新時代を導入しました。ジョン・F・ケネディ大統領は、遅延や編集なしにテレビという媒体を初めてアメリカ国民に生で語りかけました
「実際のところ、ケネディ大統領がテレビ記者会見を開始した当時、大統領記者会見の全文を掲載した新聞社は全米でわずか3、4紙しかありませんでした」
新大統領ケネディは３つの発表を行い、最初の発表はスイスのジュネーブでの核実験禁止議論に関連したものでした。
この時、生放送で大統領に初めて提起されたメディアの質問で記者が尋ねたのは「U2便などの再開を正当化するような状況は考えられますか？」でした
（1960年5月1日にソ連領空を侵犯して飛行していたアメリカのU-2偵察機が、ソ連軍のS-75地対空ミサイルによって撃墜された事件です）
ケネディ大統領は「ソ連領空を侵犯する米軍機の飛行は１９６０年５月以来停止されている」と応じました。
「ケネディ大統領の記者会見は、若い指導者の魅力、活動家の政策課題、そして大統領と記者団との間の緊張をもたらした」とホワイトハウス歴史協会はいいます
政治家とテレビマスコミの今のスタイルは、ここから始まりました
