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中国の記録的な失業率は今期大卒者に影響しています

アメリカ経済情報IBT6/20

中国では、業率が過去最高を記録する中で、中国人の卒業生たちは大学卒業を祝うどころではないようです

中国の16~24歳の失業率は5月に過去最高を記録、アナリストらは数百万人の大卒者が7月に仕事を探し始めるとさらに失業率が高くなる可能性があると警告しています

民間で給料の良い仕事はほとんどないため、若者たちは大学に残ることを選択するか、限られた政府の仕事を争っている若者がいます。



ソフトウェアエンジニアリングの修士号を取得して今月卒業した大学生は中国のシリコンバレーと呼ばれる深セン市の大手ハイテク企業で3回の面接を通過した後、雇用主が採用凍結を発表したと語った。しかもこれらの企業は市場相場よりも低い給与を要求しました

国家統計局が先週木曜日に発表したデータによると、5月の16~24歳の失業率は20.8%に達し、これまでの記録だった4月の20.4%から上昇した。

専門家は「消費者の需要が低迷しているため、企業は採用に消極的であるが、消費者は労働市場の低迷により支出に消極的である」と語った

しかし、中国政府の雇用市場のてこ入れなど期待されていた多くの景気刺激策は失敗に終わり、6月20日の利下げも予想を下回った。

かつては自由奔放だった中国の民間部門の成長が大幅に鈍化している理由の1つは、不動産会社、ハイテク大手、個人指導会社に対する政府の徹底的な取り締まりにあります。

イギリスのシンクタンクは、中国経済は構造的な問題と指摘「北京は国家主導の経済を運営しているが、中国都市部の雇用の最大80パーセントは民間企業が提供している」「しかも、これらの部門は低賃金で長時間労働をいとわない若者に依存している」と述べました

さらに「若者の求職者が持つスキルと労働市場の需要には一般的に不一致がある」と述べています。

政府制度の職業訓練で習得できる訓練技術では利用可能な仕事の多くは薄給で大変です

一方工場労働経験のある高卒者は「多くの若者は、7時間近く立ち続ける必要がある工場で働きたくありません。」と言い、更に低賃金の食品配達会社でライダーとして働いています。