アメリカのMITマサチューセッツ工科大学は、二酸化炭素量削減には
地球上で最大の炭素吸収源であり海から行った方が、空気から行うより、はるかに少ないエネルギーですむ、と主張します
空気中から二酸化炭素回収を行うには、回収される二酸化炭素 1 トンあたり約 6.6 ギガジュール、つまり 1.83 メガワット時を必要とします。
海は現在、全人類の年間炭素排出量の約 30 ~ 40% を吸収しており、大気との絶え間ない自由な交換を維持しています。海水から炭素を吸い出すと、空気からさらに吸い出され、濃度のバランスが取り直されます。何よりも、海水中の二酸化炭素濃度は空気中の 100 倍以上です。
MIT の新しいシステムは、空気回収法よりもはるかに少ないエネルギーしか必要としないシステムのテストに成功したと発表しました。