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アメリカ 不動産業界のホットな流行語「ブルーゾーン」

アメリカ新聞TheNewYorkTimes1/21

「ブルーゾーン」という言葉は、ナショナル ジオグラフィックの探検家ダン・ビュトナーDan Buettnerが日本の沖縄島では世界最高齢の人々を生み出していることを知り、1999 年にその理由を調べ始めたときに始まりました。


世界的な健康志向の高まりで「ブルーゾーン」は「商標」となり書籍
缶詰、ペットボトルのお茶、冷凍の長寿食、さらにはNetflix のシリーズにまでその商標を付けています

アメリカの 80 か所で、ブルー ゾーン プロジェクトと呼ばれるこれらの取り組みが採用されています。開発者の中には、公式認定を求めていない場合でも、「ブルーゾーン認定」地域の不動産として人気です


ブームになっているので、本来の「ブルーゾーン」とは内容が異なるものも多く出てきています

マイアミの高級ホテルとコンドミニアムのプロジェクトでは、整形手術を提供する敷地内の医療施設にブルーゾーンという名前を使用しています。

現在、信仰に基づいた医療システムであるAdventist Healthが Blue Zones を所有しています。そして、デジタルヘルス企業であるSharecare は、名前と理念を使用するためにライセンス料とロイヤルティ料を支払って、多くのブルーゾーンプロジェクトを運営してきました。地方自治体は、この取り組みに対して 4億円から 50億円以上を支払っています。

ドミノ・ピザの創設者であるトム・モナハンは2005年にスタートしたフロリダにアヴェ・マリアという開発地区をもっています

ブルーゾーンの原則(羊飼いや自分で食物を栽培する人々の日常生活から得られたもの)が、ロイヤル・パーム・カンパニーズがマイアミで開発中の50階建て、900億円の高級タワーとどのような関係があるのか​​は、おそらくあまり明らかではありません。ガラス張りのエレベーターとインフィニティ プール付きの屋上デッキがあります。

「ブルーゾーン」開発の動きには、地元で多くの反対意見がでています