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フランス ルーブル美術館のチケット料金が高騰します

イタリア新聞AGI1/14

1 月 15 日から、世界で最も訪問者の多い美術館・ルーブル美術館への入場には約 3500円が必要になります


この発表はクリスマスの直前に行われ、文化的提供の「民主化」に関する論争に馴染みのないフランス文化界から反発を引き起こしています。

これは、2017年に設定された約2700円という価格と比較すると、ほぼ3分の1(正確には29%)の値上げであり、すでに高すぎると考えられています。

2019年の調査でフランス人の40%以上が、この理由でルーブル美術館を断念しました

この値上げは、7月末に開幕の例年よりもさらに多くの外国人観光客がパリに訪れることになるパリオリンピックの6か月前に施行されます。

しかし、多額のチケット収入 (7,650 万人) は依然として経費の 4 分の 1 以上をカバーするには十分ではありませんでした。

値上げ反対者達は、フランス革命で開設された施設・ルーブル美術館が「入場無料が設立原則の1つ」であることを強調しています。

一方、オルセー美術館は入場料を約2500円に維持することを決定しました。パリ自体だけでなく、フランスの他の都市(ルーアンなど)でも、自治体が管理する 14 の美術館は引き続き無料です。ル モンド紙が引用した 2022 年の調査によると、この政策のおかげで、訪問者の 3 分の 2 が再び美術館を訪れています。 


ベルサイユ宮殿の入場料も 約3000円から約3300円に値上がりしました。また、凱旋門に登って上からパリを眺める場合は、2023 年 13 日からは 約2500円を支払うようになりました。