フィンランドのコリ国立公園には長さ 34 メートルの裂け目の洞窟に「悪魔の教会」はあります
近くには、ピルンルオラ (「悪魔の洞窟」)、ピルンヴァーラ (「悪魔の山」)、ピルンカリオ (「悪魔の岩」) など、悪魔に関連する洞窟がいくつかあります。
何世紀にもわたって、コリ山脈は霊的な存在が住む領域として崇拝されてきました。
伝統によれば、悪魔の教会は、フィンランドとカレリアの農業コミュニティから来た、霊界と接触し、病人を癒し、人々と自然にバランスをもたらすためにやって来た、ティエタヤ、ヴェリョ、ノイタとして知られるシャーマンの集いの場でした。
いまでも、シャーマンはその伝統を引き継ぎ、かつてのシャーマン達と同様に、呪文や歌の儀式をおこないます。シャーマンたちは、まるで目に見えない力と戦ったり、威嚇したりするかのように、叫び、激怒し、飛び跳ね、蹴り、震えます。
悪魔の教会とその儀の力を調査している東フィンランド大学よれば、
洞窟の音響が悪魔の儀式化に役割を果たした可能性があるのではと発表しました