国連委員会は、イスラエル占領下のヨルダン川西岸の古代都市エリコ近くの先史時代の遺跡をパレスチナの世界遺産に登録することを決議しました。
この決定はこの地を占領下しているイスラエルから批判されていますが、国連教育科学文化機関ユネスコの後援の下、サウジアラビアのリヤドで開かれた国連世界遺産委員会の会合で下されました。
イスラエルは1967年の中東戦争でガザと東エルサレムとともにヨルダン川西岸を占領しました。
ここ10年以上、本格的かつ実質的な和平交渉は行われておらず、イスラエルは現在、歴史上最も極右の国家主義政権の一つに率いられてます
歴史遺産は長い間、イスラエル・パレスチナ紛争の多くの発火点のひとつであり、双方とも考古学や保存学を利用して、聖地との独自のつながりを主張しています
10年前に国連によって非加盟オブザーバー国として認められたパレスチナ自治政府は、テル・エス・スルタンの指定を歓迎しました