4月12日の総選挙では、ハンガリーの選挙史上最高の投票率77.8%を記録しました。野党ティサ Tisza党はハンガリー議会(定数199議席)で138議席を獲得し、3分の2の過半数を確保しました


ハンガリー政治における衝撃的な一日、13時間に及ぶ投票の結果、トランプ、プーチン寄りのヴィクトル・オルバンViktor Orbán氏の16年にわたる政権に終止符が打たれ、45歳のペーテル・マジャールPéter Magyar 氏が次期首相に就任するという劇的な幕引きとなりました


新首相となるPéter Magyarは、EUおよびNATOの同盟国となることを約束し、権力分立のシステムを回復することを誓い、「オルバンの操り人形」たちに辞任を命じたのです。
彼は、過去16年間権力を握ってきたすべての傀儡政権関係者として最高裁判所長官、司法府長官、最高裁判所および憲法裁判所長官、会計検査院長官、経済競争庁長官、そしてメディア庁長官にも辞任をすすめました

彼は、これまで前政権が拒否してきた、国境を越えた複雑な金融犯罪を捜査する機関である欧州検察庁に加わることを約束しました。これはハンガリーが、ヨーロッパで一番汚職(促進しているのはプーチンのロシア、トランプのアメリカとも言われています)が蔓延しているといわれているからです。
野党ティサ Tisza党の党首45歳のペーテル・マジャールPéter Magyar 氏は、以前は与党の党員でしたが、ほとんど無名の存在からわずか2年で前政権をたおしたのです。日本でいえば自民党の若手エリートが自民党を倒せる政党を作ったということです。

