ネイチャー・サイエンティフィック・リポーツ誌に発表された論文によると、性別と肉食の好みは関連していると、これまで以上に自信を持って言えるようになっているようです
これまで、一部の国では男性が女性よりも肉を多く食べていることをすでにわかっていましたし、裕福な国の人々のほうが全体的に肉を多く食べていることもわかっていました
最新の研究結果では、男性と女性が食生活について選択する社会的、経済的自由を持つと、両者の差はさらに大きくなり、男性は肉をより多く食べ、女性はより少なく食べるようになることが示唆されています。
4大陸23カ国の2万8000人以上の人々に、毎日どれくらいの量の様々な種類の食べ物を食べているかを尋ね、各国のジェンダーアイデンティティー別の陸上動物の平均消費量を算出しました。
その結果、中国、インド、インドネシアの3つの例外を除き、経済成長および男女平等のスコアが高い国ほど肉の消費における男女差が大きいことがわかったのです。
肉は男性らしさのアイデンティティーにとって重要だと指摘しています
この調査は、地球温暖化の原因となる温室効果ガスの約20%が動物性食品から発生しているので、自分たちの研究結果が人々に肉や乳製品の摂取を減らすよう説得する取り組みを微調整するのに役立つと考えています。
この研究は、なぜ男性が肉を多く食べる傾向があるのかという疑問には答えていません。