今日の海外新聞

テック系、考古学系、市民活動系

アメリカ 少年考古学者の化石発見がドキュメンタリー映画になります

アメリカ新聞NewYorkPost6/4

ノースダコタ州の少年3人が、恐竜に関する私たちの知識を一変させる可能性のある、非常に珍しいティラノサウルス・レックスの化石を発見しました


この発見の様子は、6月21日に公開予定の『T.レックス』と題されたドキュメンタリー映画になり、映画のナレーターは、「ジュラシック・パーク」のアラン・グラント博士です

化石の発見は、2022年7月に故郷のヘルクリーク層での普通のハイキングでした

「僕は父と一緒に岩棚に登って、父と僕で骨を見つけたんだ」と9歳のリアム君はいいます


友達のジェシン君は何年もの間、恐竜の骨を見つけるために何度か探検に出かけていましたが、その日まで一度も発見できていませんでした

家族の友人でデンバー自然科学博物館の脊椎動物古生物学副学芸員であるタイラー・ライソン博士は「最初に見つかったのがティラノサウルスの化石だったなんて?控えめに言っても、百万分の一だ」と語りました

少年たちは6700万年もの間眠っていたものを発見しただけでなく、その標本はユニークな幼体のTレックスでした。


さらに分析を進めると、レックスの体重はおそらく約160㎏にもなり、尾から鼻までの長さは約8mで、大人の約3分の2の大きさだったと推定されます。