調査報告書によると、マクドナルドは過去10年間でメニュー価格を100%以上(2倍)値上げしており、その値上げはアメリカのインフレ率の3倍以上だといいます
コネチカット州では、ビッグマックが18ドル(約2700円超)、エッグマックマフィンが7.29ドル(約1100円)など、目を見張るような価格をめぐって顧客の苦情にさらされています
アメリカのマクドナルドはフランチャイズ加盟店毎に、個々の店舗のメニュー価格を設定する高いレベルの自主性が与えられているため、過去のデータを正確に入手して現在と単純に比較するのは困難といわれています
分析によると、マクドナルドは過去 10 年間にメニュー価格を 2014 年から 2024 年にかけて平均 60% 値上げした 13 店舗のうちの 1 つであり、これはこの期間の全国累積インフレ率 31% のほぼ 2 倍に相当します。
マクドナルドの定番メニューである象徴的なビッグマックの全米平均価格は、過去 10 年間で 50% 上昇しており、2014 年の 3.99 ドル(約600円)から現在は 5.99 ドル(約900円)となっています(日本では480円です)。
2014 年に 5.99 ドル(約900円)だったマックナゲット 10 ピースは、現在ではほぼ 2 倍の 10.99 ドル(約1600円超)になっています(日本は5ピースで280円です)。
ミディアム フライドポテトは、10 年前は 1.59 ドル(約240円)だったものの、現在は 3.79 ドル(約570円)で、138% の値上がりです(日本では190円です)。
マクドナルドのCEOは2月、インフレによりファストフードチェーンはメニュー価格の値上げを余儀なくされ、マクドナルドでの外食が贅沢品になりつつあり、買える人が少なくなっていると認めています。