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GoogleのAIが、ヒットラーとイーロンマスクのどちらが社会悪かの判断を拒否したことで問題になっています

アメリカNewYorkPost2/25

統計データ分析の538FiveThirtyEightの元責任者が、GoogleのGemini AIチャットボットに、イーロン・マスク氏が思い付き拡散ミームをツイートするのと、アドルフ・ヒトラー氏が何百万人もの人々の死を命じるのどちらが悪いのか明言を拒否し、「正解も不正解も存在しない」と回答したそうです


GoogleのGemini AIチャットボットは「イーロン・マスクのツイートは無神経で有害であると批判されているが、ヒトラーの行動は何百万もの人々の死につながった。終的には、誰がより社会に悪影響を及ぼしたと信じるかを決めるのは各個人です」との回答でした

この回答にはXのオーナーであるイーロン・マスク氏もこのスレッドに参加し、「恐ろしいことだ」と投稿しています。

この模様の投稿には、140万回以上の閲覧がありました。

GoogleのGemini AIチャットボットの不適格回答は、Gemini を作成したデザイナーとプログラマーの反映といわれています

Geminiが小児性愛を非難することを拒否したものも含め、Geminiからの一連の物議を醸す回答の最新のものです

 Googleは2月22日、 黒人のバイキング、女性教皇ネイティブアメリカン建国の父 など、歴史的または事実的に正確ではない「多様な」画像を作成したとして、  Geminiの画像生成ツールを一時停止すると発表しました。


Geminiに、ナチス時代のドイツ兵の画像を生成するよう依頼されたとき、 Geminiは、1943 年の軍服を着たアジア人女性や黒人男性など、「多様な」表現を生成しています。

法王の写真をリクエストしたところ、法王の衣装を着た東南アジアの女性の画像が表示されたが、これは歴史上266人の法王のうち全員が白人男性なのに、生成画像は事実とは程遠いものでした。

Googleが技術に変更を加えると宣言したため、Geminiの写真生成ツールはオフラインになったが、Geminiチャットボットは引き続き稼働しています。