国際宇宙ステーションISSは、ロシアによるウクライナ攻撃の開始とそれに続く国際制裁以来、モスクワとワシントンの間で現在も続いている数少ない協力分野の1つです。
国際宇宙ステーション(ISS)のロシア部分で10月9日月曜、1年足らずで3回目の冷却材漏れが発生し、当局者らは乗組員に危険はないと述べたものの、ロシアの宇宙計画の信頼性について新たな疑問が生じています
ロシア宇宙機関ロスコスモスは、「ISSのロシア部分のナウカモジュールは、2012年にステーションに納入された外部(バックアップ)ラジエーター回路から冷却剤漏れに見舞われた」と発表しています
冷却剤漏れが相次ぐと、その漏洩がロシアが主張する隕石によって引き起こされた可能性は低くなります。
西側は「これは実際、ロシアの宇宙システムの信頼性の低下を強調しているだけだ。これを8月に失敗した月探査機の文脈に加えると、ロシアの宇宙技術はあまり良くないように見える。」
ロシアの宇宙セクターは歴史的に国の誇りであったが、資金不足、失敗、汚職スキャンダルの間で長年困難に直面してきた。