オランダを拠点とするデザイナー、ビョルン・カルマンBjørn Karmannは、レンズを使わずに写真を撮影できる AI カメラを開発しました。
このプロジェクトは「Paragraphica」と呼ばれて、視覚的な認識だけに限定されることなく、私たちの周囲の世界を体験する方法を提供します。
レンズの無いカメラ「Paragraphica」は、レンズに頼るのではなく、位置データを利用し、カメラに内蔵された AI を使用して写真を生成します。
AI カメラには 3 つの物理ダイヤルが装備されており、ユーザーはデータと AI パラメーターを制御できます。これは写真の全体的な外観に影響を与えるのに役立ちます。そこから、リアルタイムの説明が画面に表示され、どのようなシーンをキャプチャするのかを判断できます。
しかし、なぜレンズを使わない AI カメラを作るのか?という問いに、開発者は「AI が私たちの世界をどのように見ているかを理解することが私たちにとって重要であり、「Paragraphica」はある意味でそれを行っている」といいます。
実際の「Paragraphica」の写真は、レンズ付のカメラでとったものと変わりません
※「Paragraphica」のWebページでは「TRY THE CAMERA」で試せるようですが、日本では位置情報の取得が難しいようで、上手くいきません