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オーストラリアの障害者と支援者向けマッチング・アプリ

オーストラリア公共放送ABCニュース7/25

オーストラリアは、2013年にndis・国立障害保険制度を制度化して

障害に関連する「合理的かつ必要な」支援ニーズ(一定の制限に従う)に対する全額の資金提供を認めています。この資金は障害を持つ「個人」を提供されるので、使用の自由度が高い制度です 

しかもこの資金は、障害者支援年金や国民皆保険とは無関係です

ゴールドコースト自閉症スペクトラムに4人の子供がいるため仕事や日常生活に困難を極めていた夫婦は、この制度を使い助けられました

この夫婦は、ndisが適用されるスマホアプリのKyndを使い、適切な支援者を見つけることができました 夫妻は「Kyndで見つかった2人の新しい介護者が、自閉症スペクトラムの彼女の家族の4人の子供たちの命綱であった」と言います。

Kyndは「障害者やその家族」と「適応される障害に関心があるサポーター」をマッチングできます、アプリは共通の関心を持つ人々と一致します 

Kyndは、予め関心をもつサポーターが決まることで、これまでの制度でありがちな「見知らぬ係員」が来るという現場のミスマッチが防げます

Kyndアプリユーザーはプロフィールを見て、別のサポート担当者が持っている検証を確認し、趣味や興味について学び、自分の性格、資格、経験分野、サポートしてくれるサービスの種類を理解することができます

オーストラリア政府は「ndisは具体的成果を求める市場経済形の仕組みなので、事案が小さなケースであっても、効果が認められるのであれば

新たな起業を生むことができる」と述べています

Kyndは「人々が何を求め、何を大切にするかについて、より現実的なアプローチにつながりました。」と述べています

ndisは、形にはいいた日本の介護保険制度では出来ない起業モデルです

※こちらがKyndのホームページです

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障害者と支援者向けマッチング・アプリKynd

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記事中の自閉症スペクトラムの4人の子供たちとお母さんと、サポーターの女性