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アメリカ 3,000万円の津波対策「サバイバルポッド」

イギリス大衆紙TheSun5/26

イギリスで開発された津波対策「サバイバルポッド」は、水に浮いて人命救助を目的としたハイテク津波脱出ポッドで、生産間近ですでに顧客が列を作っているといいます。


2つの小さな舷窓、断熱用のセラミックライニング、GPS追跡システムを備えた津波「サバイバルポッド」は、壊滅的な緊急事態に対する究極の保護として機能します。当初の設計では、サバイバルカプセルには 2 人しか収容できませんでしたが、今後は 4 人、6 人、8 人、10 人、さらには 12 人用のポッドも利用可能になります。

開発者の航空宇宙エンジニアJulian Sharpe は「重要なのは、津波で死ぬわけではないということです。生き残ることが目的なのです。」「サバイバルポッドは安全を保ち、浮かんでどこかに行けるということです。」「カプセル内では物資も用意されているので数週間生き延びることができます。」


ポッドには最長100mのケーブルがついており安全地域とつながることが出来ます、またGPS発信や小型無線機も搭載されています

また救助ヘリコプター対策としてヘリコプターで釣り上げることができ、付属のパラシュートで着地することもできます

このポッドの開発には、2011年の東北地震の大津波被害を参考に設計されています。

信頼性を証明するために、ポッドが津波に適しているかどうかを判断するための数多くの実験が行われてきました。