今日の海外新聞

テック系、考古学系、市民活動系

ウクライナで発見された石器はヨーロッパ最古のものらしい

アメリカAP通信

ウクライナ西部で発見された古代の石器は、ヨーロッパに初期の人類が存在したことを示す最古の証拠である可能性があります


火山岩から意図的に作られた欠けた石は、1970年代にコロレボの採石場から発掘された。考古学者は新しい方法を使用して、道具を囲む堆積岩の層の年代を100万年以上前のものと割り出しました。

「これは、年代が特定されたヨーロッパの人類の最も古い証拠です」

調査したデンマークのオーフスAarhus大学は、どの初期人類の祖先がこの道具を作ったかは定かではないが、直立して歩き、火の使い方を習得した最初の種であるホモ・エレクトスだったのかもしれないと述べました


ウクライナの遺跡は「極北の最古の遺跡である」という点で重要であり、これらの道具を持ってアフリカから分散した初期の人類が多様な環境で生き残ることができたことを示唆しています。

 

イギリスの車の盗難多発地域と対策のすすめ

イギリス新聞TheSun3/18

イギリスでは、自動車の盗難件数が急増し、 2023 年には過去最高に達しました。


イングランド中部に位置するウェスト・ミッドランズ州は最悪の地域であり、トップ 10 のうち 5 つがその境界内にありました。

専門家は、たとえ短時間であっても駐車する際には、財布、電話、現金など何も物を残さないようにと呼びかけています

また、車の盗難を阻止するために追加のセキュリティ対策に投資することを推奨しています

特に、「キーレス」車盗難は依然として増加傾向にあります。窃盗犯が手口を進化させ、リレー装置を使用して車のロックを解除し、セキュリティ システムを無効にしているためです。


専門家は、手軽な対策としてAmazonでも買える、鍵を保管するファラデーポーチを手に入れることを薦めています

シンプルなキーカバーがキーから発信される信号をブロックするため、使用していないときは信号を拾うことができないからです。

アメリカ 世界最大の飛行機「スカイタイタニック」計画

アメリカ新聞NewYorkPost3/15

コロラドに拠点を置くエネルギー会社ラディアRadiaによって設計されたこの巨大な貨物運搬飛行機は、ジャンボ機747にくらべて31m長い長さ 105m、高さ24m、翼幅 78mという驚異的な大きさです。


さらに、積載量は80トンで、ジャンボ機747の12倍も積載可能です

この飛行機は、、陸上輸送が不可能な巨大な風力タービンブレードを運ぶように設計されました


この飛行機が運用されれば、さらに大型の風力発電開発が可能になります

この「スカイタイタニック」計画は、経済的な逆風が洋上風力発電業界を悩ませている中で発表されました。

 

TikTokを禁止した国々とその理由

フランス衛星ニュースeuronews3/14

中国の会社TikTokに対する、動画共有アプリのプライバシーとセキュリティに対する懸念が高まる中、オーストラリアは連邦政府の端末からTikTokを禁止した最新の国となりました。


オーストラリアといわゆる「ファイブ・アイズ(オーストラリア、ニュージランド、アメリカ、カナダ、イギリスの情報同盟)」はここ数週間でTikTokに対して同様の措置を講じます。

これは、TikTokアプリがダウンロードされる際、特に政府の端末に機密情報が漏洩する可能性があると懸念しているからです

TikTokは他のソーシャルメディア企業よりも多くのユーザーデータを収集しているという非難に異議を唱え、禁止措置は「基本的な誤報」であり、これらは「審議も証拠もなしに」決定されたと述べています。


・オーストラリアは2023年4月4日、安全上の懸念を理由に、連邦政府が所有するすべてのデバイスからTikTokを禁止しました。

エストニアは、国家が公務員に支給するスマートフォンからTikTokが禁止されます。

・イギリスは、政府公式端末でのアプリの即時禁止を発表しました。

EUの3大機関である欧州議会欧州委員会EU理事会はいずれもサイバーセキュリティ上の懸念を理由に、職員の端末でのTikTokの使用を禁止しました、

・フランス政府は250万人の公務員の仕事用電話へのTikTokNetflixInstagramなどの「娯楽」アプリケーションのインストールと使用を禁止しました。

・オランダは、TikTokの名前は明らかにしていませんが、政府が配布する携帯電話で「オランダまたはオランダの利益を狙った攻撃的なサイバープログラムを実施している国」のすべてのアプリの使用を禁止しました。

ノルウェーは、公務員のTiktokを仕事用端末に使用することを禁止しました。

・インドは2020年、プライバシーとセキュリティー上の懸念を理由に、TikTokのほか、メッセージングアプリのWeChatを含む他の数十の中国製アプリの禁止を課した。

・台湾は2022年12月に公共部門によるTikTokの使用禁止措置を課しました。

アフガニスタンタリバン指導部は、若者を「誤解」から守ることを理由に、2022年にTikTokとゲームPUBGを禁止した。

 

中国 パソコンのLenovoのロボットは優秀です

オーストラリア・テック情報newatlas3/15

パソコンメーカーで有名なLenovoの Daystar 部門は、現在4 種類の産業用ロボットを開発しています。


それは、施設のパトロールと機器の監視を目的とした D1 と呼ばれる車輪付き検査ボット、ロボット アームとビジョン タワーを備えた 4 輪の X1、AR メガネを介して遠隔操作できる人間の高さのキャンパスローバー S1 などがあります。 Q1 と呼ばれる 4 本足のロボドッグは、複雑な環境を移動し、困難な地形に取り組むために作られています。

Lenovoの製品ページに掲載されていませんが、今年中にアジア市場で利用可能になる予定であることはわかっています。それは、製品部門と産業部門で iF デザイン賞を受賞したおかげです。


Daystar Bot GS というLenovoのロボットドッグは、貿易、産業、政府、公共部門を直接ターゲットとしているため機能としては車両のナビゲーション、障害物の回避、産業施設の検査を支援します、商業利用に見合う価格が設定されており、Lenovo の他のロボット ヘルパーと同様に、アジア限定です

ロボドッグといえばボストン・ダイナミクス社のSpotです。Spotはポンペイをパトロールしたり、ローリング・ストーンズのトリビュート公演さえ行っています

 

アメリカの「肥満の都市トップ10」には共通点があります

アメリカ新聞NewYorkPost3/14

「経済的健康」をスローガンとする、アメリカの個人金融会社WalletHub は、アメリカの肥満統計(アメリカ人の 42% が自分の体重に悩んでいます) を、健康意識や食事などの追加要素とともに分析し、国内で最も肥満の多い地域 100 位を決定する調査結果を発表しました。


なかでも、アメリカで最も太っている都市トップ10(肥満者の多い都市)の共通点は、すべて南部に位置している、ということでした。

メキシコに近いテキサス州南端の小都市マッカレンMcAllenがアメリカで最も肥満者の多い都市としてランク付けされ、次にミシシッピ州ジャクソンJacksonが2位でした。ルイジアナ州シュリーブポートShreveport,、アラバマ州モービルMobile、そしてアーカンソー州リトルロックLittle Rockが肥満の都市トップ5です。


リストの後半に点在する主要な大都市には、ネバダ州ラスベガスが 57 位に含まれています。メリーランド州ボルチモア 63位、 ロサンゼルス74位、ワシントンDC、82位、シカゴ84位、そしてボストン98位でした。

肥満の都市100の最後の100位(ある意味健康的)は、アメリカでも人口増加の著しい都市シアトルでした。シアトルの住民は、食事と運動に関する限り無頓着ではないかもしれません

アメリカ ヌード写真流出で失職したテレビの天気予報士が天気予報アプリで復活

アメリカ新聞NewYorkPost3/13

エミー賞にもノミネートされたニューヨークのケーブルテレビSpectrum News NY1の人気気象予報士Erick Adame は、何者かがアダルトストリーミングウェブサイトで写真やビデオを撮影し、雇用主に転送したため、2022年9月に解雇されました


彼は宅配や郵便配達員やブロンクス区の代理教師など、いくつかのアルバイトをしながら、ニューヨークで暮らそうとしているのですが、ニューヨークはフルタイムで働いていない人にはまったく手が出せないと判断して、自宅のアパートにスタジオをつくり天気予報アプリ「Weather with Erick」を立ち上げました


とはいいながら、彼はフルタイム仕事の求職中でもあるそうです