ガザでの戦争により、パレスチナ国内リーグは宙ぶらりんの状態になっています。

「3年間を失ったことで、パレスチナは20年後退した」といわれています。リーグの中断期間が長引けば長引くほど、特に現在のプロ選手に取って代わるべき若い選手たちにとって、その影響は深刻化します「毎年、一世代が失われています。本来なら台頭するはずの世代が消え去っているのです。 」


世界はワールドカップの祝賀ムードに包まれていますが、ガザは遠くからワールドカップを見守るしかないのです。
エルサレムでは、長年にわたりイスラエル当局によるパレスチナ人家族の強制退去が繰り返され、その代わりにイスラエル人入植者が住み着いてきているのです。
パレスチナサッカーリーグの困難は多くあります。


・パレスチナ自治政府の資金がイスラエルによって凍結されているため、クラブは資金難に陥っています
・一部の選手は、苦渋の決断を下してイスラエル・プレミアリーグのクラブに加入することさえあるのです
・ヨルダン川西岸地区の道路がイスラエル軍によって封鎖されたことで 、ヨルダン川西岸地区 と東エルサレム の選手の移動は極めて困難になっています。
・パレスチナ国内リーグの選手たちは、生活のために70人から80人の選手がリビアでプレーし、約10人がエジプト、6人がヨルダン、そして数人がカタール、クウェート、マレーシア、インドネシアへ移籍したといわれています。
・イスラエル国内で働く許可証も持たないヨルダン川西岸地区の選手たちが、最も大きな打撃を受けている

・こんな困難ななかで、2025年4月、主に地元出身選手で構成されたパレスチナ代表チームが、西アジアサッカー連盟(WAFF)女子選手権の決勝でヨルダンを破り、初めてタイトルを獲得しました。しかし、男子リーグ同様女子リーグも消滅しています

