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アメリカ イラン軍事戦争はオイルとピスタチ戦略戦争です

フランス公共放送ラジオフランスrfi5/10

現状をイランのピスタチオ関係者は「 悪いことはすべてアメリカから来ている。  」  といいます


古代からこの「王家の果実・ピスタチ」の発祥地とされてきたイランは 50年前までは、世界で独占的地位を保っていました

ピスタチオの需要は、ドバイチョコレートをきっかけとして、かつてないほど高まっていますが、イラン戦争によってピスタチ市場はかつてないほどの様々なプレッシャーにさらされているのです。 


2010年代初頭以降、ピスタチオ生産はアメリカが圧倒的に支配しており、イランの生産量は世界のわずか20%に過ぎなくなり、イランはアメリカに独占的地位を奪われ、世界第2位のピスタチオ生産国となってしまったのです。 そして今日、イランはピスタチオを陸路でトルコ、ロシア、アゼルバイジャンに輸出できるが、ホルムズ海峡の封鎖のため海上輸出の価格はさらに急騰しているのです。  


アメリカは、1979年以降になって初めて、生産量と輸出量の両面でイランを凌駕し、かつてない規模にまで拡大し、ピスタチオ億万長者達をうみだしたのです。  きっかけは、最大の消費国アメリカによる貿易禁輸措置 でした

アメリカのピスタチオ帝国を牽引するのは、カリフォルニア州に拠点を置く持株会社、Wonderful Compagny です 。この会社は、地域の水資源を独占しており、カリフォルニア大山火事の原因ともなっています。


この会社は、「アメリカ・イスラエル国防軍友の会」という組織を経由して 数十億円の寄付をしています。調査では、アメリカの中東介入に関与しているといわれています。さらに調査では、2026年3月と4月の爆撃がイラン南部のピスタチオ生産地と果樹園を
意図的に標的にしていたと指摘されており 、カリフォルニアの大手ピスタチオ生産者が主要な競合相手を弱体化させ、利益を増やすために圧力をかけていたのではないかという疑問を投げかけています。  

2000年以上前のペルシャでは、ゾロアスター教徒がピスタチオを繁栄の象徴としていましたが、現在の繁栄は主にアメリカ合衆国のものです。そして、おそらく間もなくイスラエルも繁栄を享受することになるでしょう。15年前には一人当たりのピスタチオ消費量が世界一だったこのユダヤ国家は、アメリカではなく宿敵イランへの依存を減らすため、わずか2年前に独自のピスタチオ産業を立ち上げました。ネゲブ砂漠にあるマシュキット農園は、カリフォルニア産の台木を使用することで、この「緑の黄金・ピスタチオ」の生産において重要な役割を担うことを目指しており、イスラエルは不法占拠しているゴラン高原での植栽も検討しています。

ピスタチオが、中東戦争の一場面が再現していることに、人々は必ずしも気づいていないのです