広州市の当局は、人口1900万人の大都市にある飲食店に対し、点心の作り方を客に知らせることを義務付ける新たな規制を導入しました。


5月1日から、茶館は点心が店内で手作りされているのか、それとも「非伝統的な方法」(セントラルキッチン、工場での製造を指す)で生産されているのかを明示しなければならなくなりました。
近年中国の多くの茶館がコスト削減のために自動化された生産ラインにますます移行する中、点心の発祥地とされる広州市はそれに抵抗しての規制です。
なぜ機械に頼るかというと、最も熟練した点心職人でも1時間に作れる餃子は120個が限界だといいます。しかし、販売サイトによると、機械を使えば同じ時間で最大3000個も作れるのです


同規制は「広州の無形文化遺産を継承し、保護すること」を目的としている といいます。要件を満たした飲食店には、「伝統的な店」であることを示す銘板が贈呈されます。
地元の人々は、昔の友人にばったり会った時、「今度飲茶に行こうよ」とよく言います。これは「近況を語り合おう」という意味で、ヨーロッパやアメリカでいう「コーヒーでも飲みに行こうよ」に相当します。 飲茶文化は、香港やマカオなど、この地域の他の広東語圏の都市でも盛んです


しかし、誰もが手作りにこだわるわけではなく中には、既製の点心に慣れてしまい、価格面で妥協しても構わないという顧客もいるのが現実です。
