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スイス メイドイン・スイスの基準が変わります

フランス・ファッション情報fashionnetwork3/30

スイスの高級時計は、製造コストの最低60%がスイスで発生していることを要求するメイドイン・スイスを価値基準としてきました


基準変更のきっかけは、テニスでした

スイスの英雄、テニス界のレジェンドであるロジャー・フェデラーは、

最初は自国スイスのブランドである「On」を愛用していたのですが、そのうち「On」に多額の出資をしており、株主でもあります。Onが2021年にニューヨーク証券取引所に上場した際も、ブランドの顔として大きく貢献しました。


そして、フェデラー自身の洞察を反映した 「THE ROGER(ザ・ロジャー)」 シリーズが展開されています。

スイス政府は、「On」の「THE ROGER」にメイドイン・スイスを許可しました。「THE ROGER」は、スイスから1万1000キロ以上離れたアジアで製造されているにもかかわらずにです。

これまでは、スイス高級時計のようにメイドイン・スイスをあらわす赤い背景に白い十字マークは、スイス国内で製造された製品にのみ使用が許可されており、その原産地を保証し、スイス製品の品質の象徴として機能していました。

3月中旬、スイス連邦知的財産庁(IPI)はこの慣行を変更することを決定しました。スイスで製品を開発する企業もスイス連邦十字を使用することが許可されるようになったのです。

政府は、スイス企業が「貿易政策環境の変化」により海外での製造を選択せざるをえなくなったのが変更の理由だと説明しています

専門家は「業界はラベルの希薄化を避けなければならない」と主張します「それは依然として、スイスの産業界における最も強力な資産の一つであるからです。」

Onブランドは、スイスのエンジニアリングの成功事例とみなされています。2010年に3人のスイス人起業家によって設立されたOnは、当初はスイス国内市場で急成長を遂げ、その後ヨーロッパ、そしてアメリカへと事業を拡大しました。「On」の特徴的なチューブ状のソールで競合他社との差別化を図っています。