FIFA前会長ゼップ・ブラッター氏は1月26日、ドナルド・トランプ大統領とその政権の国内外での行動を理由に、アメリカで開催されるサッカーワールドカップの試合に対するファンボイコットの提案を支持しました。


ボイコット提案は、ホワイトカラー犯罪を専門とするスイス人弁護士で、汚職対策の専門家でもあるピース氏が、先週スイスの新聞「Der Bund.」のインタビューで発言しました。ピース氏は、10年前、FIFA改革を監督する独立ガバナンス委員会の委員長を務めた人物です。
ピース氏はDer Bund紙のインタビューで、「これまでのことすべてを考慮すると、サッカーファンへのアドバイスはただ一つ。アメリカには近づかないでください! いずれにせよテレビで見た方がよく分かります。そして到着後、移民排斥を主張するトランプの機嫌を損ねれば、すぐに次の帰国便に乗せられることを覚悟しておくべきです」と発言しました


世界のサッカー界がアメリカに対して抱く懸念は、トランプ大統領のグリーンランドに対する拡張主義的な姿勢、渡航禁止令、そしてミネアポリスをはじめとするアメリカの都市における移民や移民法執行抗議者に対する攻撃的な戦術に起因しています。
すでに、トランプ政権はセネガルとコートジボワールの国民に対し、ビザを所持していない限り両国のサッカーチームを観戦することを事実上禁止する禁止令を発表したことで、アフリカのサッカー強豪2カ国のファンの渡航計画は混乱に陥っています。トランプ大統領は、入国禁止の主な理由として「審査と身元確認の不備」を挙げました。
ワールドカップ出場権を獲得している他の2カ国、イランとハイチのファンもアメリカへの入国を禁止されています。両国はトランプ政権が発表した渡航禁止措置の第1弾に含まれています。


