バロック、オランダ黄金時代17世紀の画家Paulus Potter(パウルス・ポッター)は、28歳で夭折ながら当時のヨーロッパ中に名声があり「オランダ絵画史における動物画の巨匠」として評価され続けています


彼の作品でも特に有名でオランダの国宝になっている「雄牛The Bull」はナポレオン戦争期にはオランダから略奪され、後にルーヴル美術館となるコレクションの一部となったされるほど人気があり、フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』などに比べると、現在ではそれほど知られていませんが、19世紀には凱旋行進で再び登場しました。登場人物である農夫は、オランダの子供たちに読み書きを教えるための標準的な教科書の挿絵の一つにもなっていました。


その「雄牛The Bull」(ほぼ実物大で描いた作品として大変有名)の修復が18ヶ月かけて行われて新たな発見がありました
それは描かれた雄牛は、上塗りの絵の具の下、はるかに小さなキャンバスに描かれた雄牛の睾丸は、劇的に大きくなっていたのです。これは絵画の専門家にとって「大きな驚き」でした


Paulus Potter(パウルス・ポッター)は、この絵に先立ち17世紀オランダ共和国で重要な役割を果たした女性君主オラニエ公妃から依頼を受けた宮殿を飾るはずだった絵は、放尿する牛を描いたため宮廷では飾られなっかたという逸話があります
これまで行われてきた修復では、雄牛の睾丸は、鑑賞者向けに隠されたままだったのです。