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フィンランド サンタのトナカイがロシアのオオカミの脅威にさらされています

アメリカCNNニュース12/22

フィンランドラップランド地方は、「サンタクロースの公式の故郷」です。この地域を歩き回る何十万頭ものトナカイはサンタクロースの生きた化身として、子供も大人も同じように大きな魅力となっています。


そのトナカイが、かつてないほどの危機に瀕しているのです。ほぼ毎日、トナカイの死骸に出くわすのです。これは長期的なウクライナ戦争の影響によるものだといいます

農林省傘下の研究機関、フィンランド天然資源研究所のデータによると、フィンランドのオオカミの個体数はここ数年で劇的に増加しており、2024年春の推定295頭から今年は約430頭と、過去数十年で最多となっています


フィンランドはロシアとの間に長い国境があります。この地域はオオカミの住処なのです。

ウクライナ戦争が始まるまでは、ロシア側のオオカミはロシアで駆除されていたのですが、ウクライナ戦争がはじまるとロシアがオオカミの駆除どころではなくなり、ロシアオオカミはフィンランドのトナカイを襲うようになったのです

フィンランド天然資源研究所の調査では、トナカイを襲うオオカミのDNAがフィンランドのものではなくロシアのものだった、と発表しています

「ロシア側でのオオカミ狩りが減少しているということです。ウクライナ紛争以前は、非常に激しい狩猟が行われていました。また、オオカミ1頭あたりの懸賞金も高額でした。」


ロシア側のオオカミ事情として、ラップランド地方のすぐ東に位置するムルマンスクのような国境地帯で、軍に入隊する意思のあるロシア人男性に提供される多額の金銭的インセンティブと、ロシアの失業率の大幅な低下を指摘されています。

フィンランドのトナカイ関係者は、クリスマス、サンタクロースのためには、ウクライナ戦争の終結を希望しています