サンフランシスコを拠点とする2007年創業の日本食レストラン「オニギリー・ジャパニーズ・キッチンOnigilly Japanese Kitchen」は、社会の変化に対応しながら成長を続けています


オニギリーOnigilly は伝統的なおにぎり「おにぎり」を提供しています。しかし、兼松氏は早い段階でアメリカの消費者がご飯と具材の比率に戸惑っていることに気づき、商品をアメリカ人の味覚に合うようにアレンジしました。
最初はファーマーズマーケットの屋台、そして後にフードカートとして始まったものが、独立した実店舗へと進化しました。
ところが、新型コロナウイルス感染症の影響でほとんどの店舗が閉店を余儀なくされました。オニギリーOnigillyはパンデミックを機に、ショッピングモールの売店にフィットするコンセプトへと改良し、これが大成功を収めたのです。


現在、6店舗を展開するオニギリーOnigillyは、主にショッピングモールのキオスクとしてフランチャイズ展開しており、南カリフォルニアでの成長を目標としています。
オニギリーOnigillyは成長の秘訣を教えてくれました
・製品を市場に適応させる方が、逆に市場の変化を待つよりも良い
・ブランドをリセットする機会を受け入れるべきだ
・自分のブランドを信じているなら、諦めない

