アメリカ科学アカデミーの調査で、多くのアメリカ人は、気候変動に個人的にどのように寄与しているかをうまく特定できていないことが判明した。


気候変動は、ガソリン、石油、石炭などの燃料が燃焼するときに発生する温室効果ガスの放出によって引き起こされるのですが「人々はリサイクルなど実際には影響がかなり少ない行動の影響を過大評価し、飛行機に乗ることや肉を食べることなど、直接炭素減少させる行動を過小評価しています」
アメリカ人の個人的な気候変動対策として求められている3つは、①飛行機の利用を避ける②犬を飼わない③再生可能エネルギーを利用することと言われているのですが、調査対象者が最も過小評価していた3つでもありました


過大評価されていた上位4つの行動は①効率的な電化製品への切り替え②LED照明の利用③リサイクル④洗濯時のエネルギー消費量の削減でした。これらは気候変動対策としては消極的なことなのです
「ボトルがリサイクルされているのが見えます。これは目に見えるものです。一方、二酸化炭素排出量は人間の目には見えません。だからこそ、二酸化炭素排出量と飛行機利用を結びつけて考えないのです」「リサイクルはほぼ毎日の行動ですが、飛行機に乗るのはそれほど頻繁ではありません。あまり議論されることもありません」
マーケティングは飛行機の飛行や犬の飼育がなぜ気候に比較的悪いのかということよりも、リサイクルや省エネ電球の使用に重点を置いているため、アメリカ人はそれらの行動をより重視する傾向があることがわかりました


犬が気候に大きな影響を与える理由は、犬は肉食動物であり、肉は気候変動の大きな要因となっているからです。食用となる家畜の多くが、気候変動の一因となる温室効果ガスであるメタンを排出するからです。
「ペットと二酸化炭素排出を結びつける人はいません。その関連性が人々の頭の中にはっきりと刻まれていないのです」
