アメリカ・コロンビア大学の研究者は、ヨーグルト由来の細胞外小胞(EV)を用いた全く新しい再生医療システムを開発しました。


研究では、ヨーグルト由来の細胞外小胞からは損傷した組織の治癒を促進する生体適合性ハイドロゲルが生まれ、これまで想像もできなかった新たな治療を可能にするのです
これまで、医療用途に十分な量の細胞外小胞を抽出することは、常に高価で非効率的でした。しかし、ヨーグルトは天然に細胞外小胞を豊富に含んでおり、この次世代バイオテクノロジーにとって、入手しやすく低コストな供給源となるのです。


生成された生体適合性ハイドロゲルは、接着剤のように細胞を「固定」するだけではありません。周囲の細胞と積極的に相互作用し、化学添加物を必要とせずに治癒と組織の再生を促進するのです。ヨーグルト由来生体適合性ハイドロゲルは生体組織のメカニズムを模倣する能力により、体が「自然」と認識する環境を作り出し、修復プロセスを促進するのです。ヨーグルト由来の細胞外小胞ハイドロゲルは100%生体適合性があり、わずか1週間で強力な血管新生活性を刺激することが分かりました。
このゲルは注射可能なため、幅広い用途に応用可能です。損傷部位に直接注入できるため、局所的かつ標的を絞った治療が可能です。この特徴により、難治性の創傷、スポーツ傷害、そして内臓の修復にも特に期待が寄せられています。

