いまでいうエジプシャンブルーEgyptian blueは、5000年前のエジプトで作られていた史上初の人工顔料ですが、その製法は5000年間謎でした


カーネギー自然史博物館Carnegie Museum of Natural Historyの研究者は
史上初の人工顔料の失われた配合を解読し、この伝説の青色の12種類の配合を再現しました
古代エジプト人は、現代の化学者でさえ言葉を失うほどの精密さで、この色を作り出すことに成功していたのです。その魔法の割合で、自然界では非常に希少な鉱物である銅鉱石と呼ばれる化合物を発明していたのです


大きな結晶は濃い色合いを、小さな結晶は薄い色合いを生み出します。エジプト人は、粒子の大きさが色の濃さに直接影響を与えることを理解していました。これは現代のナノテクノロジーが誕生する数千年も前から知られていた知識ということです。
なぜ古代の色にこれほど関心が集まっているのでしょうか?それは、現代に役に立つからです。その可能性は計り知れません。
エジプシャンブルーは、、日照時間の多い気候で屋根や壁を冷却する材料としてのグリーンビルディングへの応用まで、多岐にわたります。その独自の光学特性は、太陽光発電セルの性能向上や偽造防止インクの開発につながる可能性があります。
復元された標本は現在、ピッツバーグのカーネギー自然史博物館に展示されています

